日テレは公式サイトでお詫び
「もし放送前に(ミスを)知らされていたら、そもそも映像の使用を許可しません」――。悪役商会の担当者は6月7日、J-CASTニュースの取材に対し、こう説明する。そもそも、事務所側が番組のミスを確認したのは放送後で、「複数の方々からメールを頂いて、初めて知りました」という。
担当プロデューサーからは深夜に「謝罪のメール」をもらい、これから双方で対応を協議するらしい。とはいえ、「レギュラー番組ならまだ次回の放送で訂正できるでしょうが、単発の特番なので、どうしたらいいか難しいところです」と複雑な心境を明かす。
最後にミスの感想を聞くと、「絶対にあってはならないことです。八名は俳優として現役で活動しておりますので、故人だという誤った認識が広まってしまうと、仕事に大きな影響が出てしまいます。だいいち、生きている人を故人としてしまうことは、その生命を勝手に断絶するようなもので、大変失礼で許しがたいことだと思います」と日テレ側を強く批判した。
日テレも16年6月7日、公式サイト上でミスを認め、「ご本人および関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び致します」と謝罪している。ただ、同局担当者にミスの原因を聞いたが、「それはお答えできない」とのことだった。