肩こり腰痛「目のたるみ」のせいだった 手術いらずの「数百円メーク」がお助け

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【ガッテン!】(NHK)2016年5月25日放送
「医学がお薦め!メークで体が若返る劇的ワザ」

   多くの日本人が悩まされている、「頭痛」「肩こり」「腰痛」。長年付き合っているという人も多いだろうが、あるメーク術で改善される可能性がある。

   女性だけでなく男性も取り入れやすい、目元のメークだ。

  • 目元パッチリで肩こり解消へ(写真はイメージ)
    目元パッチリで肩こり解消へ(写真はイメージ)
  • 目元パッチリで肩こり解消へ(写真はイメージ)

「ふたえ手術」したら重だるさなくなってきた

   今、頭痛・肩こり・腰痛を治すため、目をふたえにする手術を受ける人が男女ともに増えてきている。

   ひと月前に手術を受けた高畑みどりさん(61)は、「ずっと背中に子供をおぶっているような重たさ」を感じていた。高額のマッサージチェアを購入し、最も強い刺激を与えてもなかなか改善されなかったほどだ。

   それが、手術で目をぱっちりさせたところ、思わぬ効果が得られた。

高畑さん「信じてもらえないかもしれないですけど、マッサージ機に乗る回数がすごく減っているんです。重だるさもなくなっているし、すごく楽。手術を受けてよかったと思っています」

   なぜ目がぱっちりしていないと、痛みやこりを引き起こしてしまうのか。

   人のまぶたは老化など様々な理由でたるみ、視界が狭くなってくる。視界を広くしようとすると、眉毛を上げてしまい、額の「前頭筋」に力が入る。すると同時に頭の上から後頭部の筋肉まで力が入ってしまい、頭痛が起きることがある。

   後頭部の筋肉に力が入ると肩・首のこりの原因となる。さらにまぶたが下がってくるとあごを上げて物を見る習慣も付き、首や肩が常に緊張してしまう。体の筋肉は全てつながっているため、腰までこってしまうこともある、というわけだ。

   手術を受ける場合、瞳孔にまぶたがかかるほどたるんでいる人は「眼けん下垂」という病気で保険が適用される。その場合、日帰り、両目の手術で1万5000円~5万円ほどで受けられる。

   まぶたのたるみは眼けんけいれんなどの病気の場合もあり、悩んでいる人は形成外科や眼科を受診するとよい。

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