AKB48グループ総監督の横山由依さん(23)らが2016年6月4日、東京・新宿の書店で開かれた「AKB48公式10年史『涙は句読点』」(日刊スポーツ新聞社)の出版記念イベントに出席し、6月18日に開票が予定されている恒例の「選抜総選挙」への意気込みを披露した。
投票初日の結果を集計した「速報」では、休養中の岡田奈々さん(18)が15年より大幅に順位を上げて、上位7人の、いわゆる「神7(セブン)」入り。横山さんは「うれしかったと思いますね。『なな』(7、奈々)ですし」などとダジャレを交えながらエールを送っていた。
「みなさんからのあたたかい言葉届けたいと思います」
15年の速報で20位だった横山さんは、16年は26位でスタート。目標は「神7」で、
「私はAKB48がすごく好きで、総監督という役割を与えてもらっているので、やっぱりAKBの最前線にいたい。そういう意味では、やっぱり(上位16人)選抜メンバーに(開票)当日は入れたらいい」
と危機感をにじませた。
岡田さんをめぐっては、5月28日夜にAKB48の公式ブログで「少々の間、休養させていただくことになりました」と発表されていた。休養発表時に、岡田さんは
「以前から体調があまり良くなく、少しの間お仕事をお休みさせていただくことにしました。急な報告になりごめんなさい。総選挙の前には、絶対に戻ってこれるように頑張ります。それまで私を信じて少しの間待っていてください」
とするコメントを出し、横山さんは直後の5月29日未明、ツイッターで
「Twitterをやってない岡田奈々ちゃんにみなさんからのあたたかい言葉届けたいと思います」
などとして応援メッセージを募集。休養発表直後に投票開始を迎えた形だ。岡田さんは15年は速報26位、最終結果29位だったが、6月1日に発表された速報では前年比で83.1%も多い1万4889票を得て7位にランクインを果たした。