「教育評論家の発言とは思えない」
尾木氏の一連の発言について、ネット上では「両親へ謝罪しろ」「反省した方がいい」といった批判が殺到。ツイッターなどには、
「有名人が憶測でブログなどにのせるのは教育評論家のすることではない!ご両親に謝るべき!口を出し過ぎ!」
「父親に謝れよ。変な勘ぐりをして、実のないコメントをしたんだからな」
「発言の無責任さに閉口する。何が教育評論家だ」
といった投稿が秒単位で上がっており、まさに「炎上状態」となっている。
今回の件だけではなく、尾木氏の「放言ブログ」をめぐっては過去に幾度も騒動が起きている。
15年8月の「五輪エンブレム騒動」の際には、デザインの盗用が疑われた佐野研二郎氏が、デザイン料などで「200億円」を受け取る予定などと、事実と異なる内容のブログを投稿。「デマを拡散した」と大きな批判を受け、ブログに謝罪文を掲載。その中で尾木氏は、
「未知の世界の問題は もっともっと慎重に学んでから しっかり事実理解してから 自分の見解 発信しようと思います・・・」
と反省の弁を述べていた。
つい最近では、政治資金の「公私混同」問題に揺れる東京都の舛添要一知事に対する猛批判を展開中。16年6月1日には舛添知事を「腐ったミカン」と表現し、「急いで棄てましょうよ」と呼びかけていた。この投稿に対しても、ネット上では「教育評論家の発言とは思えない」「教育に携わる人間でいながらこの表現を使うとは」との批判が出ていた。