「乳酸菌4億個で免疫力強化」 ちょっと不思議なチョコバー食べてみた

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   私のまわりにはカフェインを避け、ノンカフェイン(デ・カフェ)のコーヒーや紅茶を飲む米国人の友人が多いです。ただ面白いことに、飲み物でカフェインは避けるのに、「チョコレートは大好き!」といってよく食べています。あれ、チョコレートもカフェイン入っているよね?(笑)

   本当に米国人はチョコレートが好きなんだなあと思うのは、健康志向でつくられている製品の味に、チョコレート系の味があることです。例えば、エナジーバーにはチョコレートチップ味、ブラウニー味、ホワイトチョコレート味があります。日本人である私からしてみれば、チョコレートなんてカロリーが高いのだから、健康志向と銘打つ時点で、チョコレート系の味は除外するもの。ところが、先日オーガニック系スーパーで見つけた「Probiotic」というチョコレートバーは、免疫系強化と整腸作用が売りの健康系チョコレートでした。

  • おいしくて癖になる味
    おいしくて癖になる味
  • おいしくて癖になる味

カロリーやや低め、食物繊維やカルシウムの割合高め

   便秘にも下痢にも効くというこのチョコレートバーには、乳酸菌が4億個入っているそう。値段は4ドル(約450円)ほどで、普通のチョコレートよりは高めですが、おいしくて癖になるとネット上の評判はなかなかいいようです。ただ、私の周りにはこのチョコレートの存在を知らない人ばかりでした。味はダークチョコレート、ミルコチョコレートクリスプ、ココナッツ味の3種類。実はココナッツ味も、米国人にとっては定番です。ちなみに「Probiotic」の意味は「腸の健康に効く」です。

   気になるカロリーは、ダークチョコレートの場合、チョコレートの半分(42グラム)で190キロカロリー。米国人の定番チョコ「ハーシーズ」のミルクチョコレートはだいたい同じ量(43グラム)で220キロカロリーなので、Probioticのほうが少し低めです。他の栄養素を比べてみると、脂肪はProbioticの方がハーシーズより多いものの、コレステロールやナトリウムの量、また食物繊維(ファイバー)やカルシウム、鉄分の含有割合はProbioticのほうが高いです。そう考えてみると、少し高いお金を出して買う価値はありそうですね。

   ダークチョコレートとミルクチョコレートクリスプを実際に食べてみましたが、どちらもおいしい。ミルクチョコレートクリスプは一般的なクリスピーチョコのようなおいしさで、うちの子はパクパク食べていました。

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