北海道男児置き去りは「しつけ」か「虐待」か 芸能人巻き込み論戦「沸騰中」

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「お父さんを責めるつもりにはとてもならない」

   尾木ママこと教育評論家の尾木直樹さんは、今回の件に関連したブログ記事を続けざまに更新している。

   29日には、「明らかにネグレクト!虐待です」と厳しく指摘。翌30日にも、「しつけのお仕置きで7歳を山中に放置するでしょうか!?」「悪いしつけの見本です...虐待です」などと複数の記事にまたがって持論を展開。さらに31日には、今回の事件を直接指したわけではないが、「(日本では)変な人権侵害の放置事件まで発生する」とまで言及していた。

   その一方で、自身の育児経験から「しつけ」をした両親に同情的な立場を示す芸能人もいる。タレントの伊集院光さんは30日放送のラジオ番組で、言う事を聞かない子供については「(親も)パフォーマンスを大きくせざるを得ない」「しつけの手加減って、難しい」などと一定の理解を示した。

   また、18人の子供の父親である「ビッグダディ」こと林下清志さんは31日に更新したブログで、自身の育児経験を引き合いに「一般論や育児論を持ち出して、今あのお父さんを責めるつもりにはとてもならないのです」など同情的な意見を展開している。

   林下さんによれば、日々の生活に追われる中では、口頭で丁寧に諭すしつけを実践することは「なかなか難しい」。そのため、今回の件についても、「しつけとしての方法としての論議はあるのでしょうが...」とした上で、「自らが招いてしまったこの事態に、お父さんの後悔の気持ちもいかほどかと察してつらくなります」とつづっている。

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