「意図してない内容になっても、そう解釈されたんだな、としか...」
こうした騒動にネット編集者の中川さんが、5月29日にツイッターで反応した。
番組を見たが優月さんに悪い印象はまるでなかった。それなのに被害にあったと訴えれば同情は集まるものの、メディアにとって迷惑な話であり、今後は優月さんを起用する事はタブーになってしまった、という見方を投稿したのだ。
中川さんは、
「マスコミに対して不信感を抱いたアイドルの方々や芸能人の方々は、一回そのことを表明することにより『面倒くさいヤツだな』と思われるリスクをお考えなのでしょうか」
「テレビや雑誌の編集に対して文句をつけたい気持ちは理解できます。しかし、『締め切りやべー』とか『うわっ、尺が短くなった...』みたいなことはあるわけで、編集がそれにより影響はされる。優月心菜さんについては、扱ってはいけないタブーになったと思いました。彼女のことは怖くて紹介できないですね」
と説明。ある団体や話題、人物を取り上げるとクレームが押し寄せそうなものに対しては「面倒くさいし、仕事にならねぇ」「取り上げないでおこう」とメディア側が判断するということが大きい、とも続けた。
フォロアーからは、中川さんの発言が本意と違うように編集されたらどう思うのか、と質問されたのに対しても、
「意図してない内容になっても、そう解釈されたんだな、としかオレは思いませんけどね。いつもそんな感じです」
などと、メディアを擁護するような返答をしたのだ。
この発言には賛否両論があり、
「中川氏は正直なんだろうけど、『文句言うような奴は報道空間から消すぞ』という恫喝を無自覚にやってのけちゃうのは全然ダメじゃん」
「この人のツイート見てると、あーやっぱマスコミってこういう意識で報道してんのね、と思ってしまう。 取材してあげる、報道してあげるって意識なんだよなあ」
などといった批判が出る一方で、
「中川氏の話が事実ならば、この内容をもってして『マスコミって本当にゴミだわ』としか言えない」
「中川氏、というのを心の片隅に置くと『見事な炎上着火だ...』という感想に落ち着くなぁ」
などと勉強になった、感心した、という声も出ている。