「しつけ」で子どもを山に「置き去り」 意外に多い「私も同じ目にあった」

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   北海道七飯町の山林で北斗市の小学2年生の男児(7)が行方不明となった一件は、「しつけのために山中で放置した」という両親の証言で新展開を見せている。

   当初「山菜採りの最中に行方が分からなくなった」と警察に説明した両親だが、これが後に嘘だと発覚。「しつけ」と言えるのか、とネット上の意見が「親批判」に傾く一方で、「私もよくされた」と体験談を語る人も多い。

  • 「しつけ」と言えるか(画像はイメージ)
    「しつけ」と言えるか(画像はイメージ)
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とくダネ・小倉「親の叱り方としてはありがち」

   男児は2016年5月28日に家族4人で鹿部町を訪れた。しかし、水遊びの後、車道に向かって石を投げたため父親から叱責。七飯町の山中で「しつけのため」車から降ろされた。泣きながら車を追ったため1度は車内に入れられたものの、約500メートル先で再び降ろされた。約5分後、両親がその場に戻った頃には姿が見えなくなっていたという。周囲はうっそうとした山林で、函館中央署などが29日に約180人で捜索したが、日没までに見つからなかった。30日も朝6時から捜索が始まっている。

   男児の父親は30日朝放送の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)スタッフの取材に

「最初にお仕置きで(中略)って話を出すのは...気持ち的にちょっと...それで(捜索を)お願いするのはできなかった。ちょっと世間体を気にしてしまいました」

と答えた。

   7歳の男児を山林に置き去りにし、警察に虚偽の説明をする――。そんな両親の姿勢にネット上では疑問の声が噴出した。

   一方、自身の体験談を踏まえて「(親による置き去りは)よくあることだ」と指摘する人も少なくない。

   父親への取材を放送した「とくダネ!」で、番組司会の小倉智昭さんは「そんなに悪いことするんだったら連れて行けないからここにいなさい、ってのは親の叱り方としてありがちだと思う」と語った。

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