教育評論家「親子の立場を意識できるような呼び方をすべき」
視聴者アンケートの結果は、「許せる」が30%、「許せない」が70%。この数字がスタジオで発表されると、坂上さんは「(許せる人が)3割もいるんだ」と驚いた様子。一方の木下さんは、苦笑を浮かべつつ首を傾けていた。
番組が投げかけた今回の問題について、ツイッターやネット掲示板には、
「親は親だよ、友達じゃない」
「自分の親を名前で呼ぶなんて恥ずかしすぎる」
「親と子は適度に線引きしとかないと気持ち悪い」
などと、「許せない派」からの批判的な投稿が相次いだ。
その一方で、実際に親を下の名前で呼んでいるという「許せる」派の若者からは、「親と仲良かったら全然ありちゃうん?」「(親のことは)名前を呼び捨てするのが一番呼びやすい」との声も出ていた。
こうした親子間の「呼び方」の問題について、教育評論家の松本肇(はじめ)氏は5月24日のJ-CASTニュースの取材に、
「外に出て他人と接するようになれば、年齢による上下関係は必ずつきまといます。子どもが目上の人に失礼な態度を取らないためにも、親と子の立場をしっかりと意識できるような呼び方をするべき」
として、「『お父さん・お母さん』『パパ・ママ』と呼ぶルールにしておく方が無難でしょう」と答えた。