法改正と選挙との関係とは
また、酒類の価格が「値上がりするのでは」と心配する消費者からの反発も強いほか、ツイッターやネット掲示板には、
「なんで市場に介入してんの?なんで酒屋だけ守るの?」
「もうとっくに街の酒屋さんはコンビニになってしまったよ・・・」
「値段差が付けれなくなったので、便利なスーパーが更に有利になるな」
などと法案の内容を批判する投稿も相次いでいる。
こうした消費者らの不満を押し切る形で法改正をした狙いは、何だったのか。
2016年5月23日付産経新聞朝刊の「主張」欄では、今回の法案改正について、「選挙の際の特定業種からの集票を意識したからではないのか」と厳しく指摘。また、25日付読売新聞朝刊は、「選挙が近いため、業界団体にアピールするための法案ではないか」という青山学院大学の三木義一学長のコメントを掲載していた。