原付バイクではすでに可能に
ナンバープレートの交付は現在、2枚1組で1400円、希望ナンバーの場合は4000円となっている。特別仕様のナンバープレートはアルミ板に図柄のシートを貼ってプレス加工する形となるため、4000円を上回るのは確実で、寄付金は最低1000円程度となる見込み。
地方自治体が発行する原付バイクのナンバープレートには、図柄(イラスト)を入れることが既に認められているが、自動車のナンバープレートは初めて。改正道路運送車両法が昨年成立し、自動車でも可能となった。
米国ではニューヨーク州が自由の女神やナイアガラの滝をイラスト化、フロリダ州がスペースシャトルをイラスト化したナンバープレートを用いるなど、各地で図柄入りのカラフルなナンバープレートが人気を呼んでいる。
東京五輪パラリンピックやラグビーワールドカップの特別仕様は期間限定だが、ご当地ナンバーに期限はない。地方自治体のアイデアしだいで、富士山などの自然や京都の観光地などのシンボルが登場することになりそう。ただ、1組5000円前後の価格にどの程度買い手がつくか。