主要7か国(G7)首脳会議(伊勢志摩サミット)が2016年5月27日午後、閉幕した。閉幕に先立って発表された首脳宣言では、サミット最大のテーマと位置付けている世界経済について
「回復は続いているが、成長は引き続き緩やかでばらつきがあり、また、前回の会合以降、世界経済の見通しに対する下方リスクが高まってきている」
と指摘。このリスクに対応するために
「適時に全ての政策対応を行うことにより、現在の経済状況に対応するための努力を強化することにコミットする」
とした。
2017年のサミットはイタリアで開催。レンツィ首相は自らのウェブサイトで、南部のシシリア島で開く意向を明らかにしている。