「大学への侵入容疑で逮捕」は行き過ぎ? 名大「ナンパ目的男」事件うけ論議

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「逃走した場合など必要性があれば認められる」

   男性の逮捕は当然だとする声も多く、「よっぽど不審な見た目だったんだろうな」「大学が想定すること以外の理由で入るのは禁止じゃね?」「そのうち捕まると思ってたよ」などと書き込まれた。

   一方で、「これで逮捕するというのも少々やり過ぎでは」「痴漢ならともかくナンパだろ」「過剰な反応に思えるんだけど」と警察などの対応に疑問を呈する声も次々に出ている。

   千種署の副署長は、J-CASTニュースの取材に対し、今回は民間人が現行犯逮捕したとして、逃走した場合など必要性があれば認められると説明した。キャンパスに散歩などで入るのとは違う話だとし、大学側に構内の管理権がある以上、迷惑をかけるような不審者がいれば声をかけるのは当然だとした。男性が全国の大学でナンパ行脚をしていたことは、聞いていなかったという。

   名古屋大学の広報渉外課では、職員らが男性を「逮捕」したことについて、次のように説明する。

「キャンパスはオープンになっており、一般の人でも入ることができます。しかし、ナンパ行為をするのは普通でないと思います。声を掛けたら逃げ出した不審者でしたので、今回のような対応になりました」

   男性のナンパ行脚については、知らなかったとしている。

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