政府専用機の位置情報表示は問題視された
これらの書き込みには、安倍首相の活動を身近に感じてもらう狙いがあるとみられるが、一般的に首相が移動する行程を明かすことには十分な配慮が必要だとされる。その一例が政府専用機の位置情報だ。「フライトレーダー24(Flightradar24)」というウェブサイトやアプリでは、多くの航空機の位置情報がリアルタイムで表示できることが知られており、政府専用機の位置情報も表示されるようになっていた。これは航空ファンの中では半ば常識だったが、読売新聞が2014年になって、テロのリスクを念頭に
「専用機の動きは長期間にわたり『筒抜け』になっていたとみられる」
などと問題視。この報道を受ける形で防衛省がサイトの運営会社に政府専用機の位置を表示しないように要請し、表示されないようになったという経緯もある。
これ以外にも、昭恵氏は5月24日には、自らをデザインした似顔絵を使ったLINEのスタンプを発売したことをFBに投稿。様々な形でソーシャルメディアの活用を試みている。