「京都人はほんまに冷たい」「わざわざ京都まで来たのにね」
「県民性」の話はインターネット上でも度々話題になり、中でも京都人の話は大きな反響を呼ぶ。語られるイメージは、尾木さんの指摘にも通じる「プライドが高い」「閉鎖的」「冷たい」といったものがほとんどだ。最近では京都生まれ・京都育ちの井上章一氏(国際日本文化研究センター教授)が著した『京都ぎらい』(朝日新書)が大ヒットした。
「世界観光都市ランキング」では幾度となくトップに輝いている人気都市でありながら、そこで暮らす人々はとっつきにくく、鼻につく――。もちろん「人それぞれ」ではあるものの、京都人の気質としてこうしたものを連想し、快く思っていない人は一定数いるようだ。
そうした背景もあるためか、尾木さんの訴えはネット上で注目を集め、
「京都人はほんまに冷たい」
「確かに、京都はプライド高すぎ」
「わざわざ京都まで来たのにね」
「裏表が激しくて怖い」
と同意や同情を示す声が相次いだ。
ただ一方では、
「たまたま気の効かないスタッフに当たったんでしょう」
「嫌われてるだけなんじゃないの」
「駅の改札まで迎えに来い。帰りも駅まで車で送れ。そういうことね。尾木ママも偉くなったわよね」
といった意見も目立った。
日頃からさまざまな話題に言及し、時に「炎上」してしまう尾木さんだが、今回の「京都人批判」では「賛否両論」のようだ。