浅黒いネイティブの居住者を絶滅させる連想
ハリウッド映画業界紙の老舗「ハリウッド・レポーター(THR)」は17日付けのウェブ版に掲載したレビューで、映画「ブレードランナー」のような世界を描きたかったのかもしれないが、最初の30分は登場人物の会話で世界観や現状をダラダラと説明するような展開で、それでも内容がよく分からない。残りの80分間は戦闘シーンが多くなるものの、暴力的かといえばそうでもなく、ずさんで緊張感のないものになっている、と酷評した。さらに、ゴキブリは大きな人型として描かれている。実は原作のマンガは、このゴキブリがあるものを連想するとして批判があった。火星に植民し、その明らかに浅黒いネイティブの居住者を絶滅させる。三池崇史監督はアフリカを連想させるような映像にしなかったけれども、こんなクオリティーでは大衆の心を掴むことは困難で、映画ではなく三池監督のファンという限られた存在が劇場に足を運ぶことになるだろう、などと解説した。
このレビューに対しネット上では、
「黒人差別だ?気にすんなよ。こんなクソ映画は誰も観ないし、世間になんの影響も与えない」
「ゴキブリと黒人を同一視する方が差別だろ。大体、地球人がゴキブリを送り込んでんだから、原住民ですらねーし」
「クソつまんない映画だとは思うが、黒人の被害妄想もウザい」
「そもそもゴキブリがどう進化したらこんな人間そっくりな体型になるんだ?」
などといった意見が出ている。