厚労省、違法長時間労働の「ブラック企業」名を初公表

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   厚生労働省千葉労働局は、千葉市にある棚卸し業務代行会社「エイジス」に違法な長時間の残業があったとして、2016年5月19日に是正勧告を行ったと発表した。厚労省は15年5月、長時間労働を防ぐために行政指導の段階で企業名を公表する基準を決定。この基準に基づいて初めて企業名が公表された。従業員数は16年3月末時点で252人。営業拠点が全国に50か所あり、15年度の売り上げは179億円。16年5月以降、営業拠点4か所の63人の従業員に月100時間を超える時間外労働や休日労働をさせていた。うち15人は月に197時間もの時間外・休日労働があった。

   エイジスは

「関係者の皆様にはご心配とご迷惑をおかけする事態となり、心よりお詫び申し上げます」
「外部専門家による助言を得ながら、長時間労働の削減に着手致しております」

とする齋藤昭生社長名のコメントをウェブサイトに発表した。

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