「私が中国を崩壊させたいのは、嫌いだから。あの国」
石原氏は、「中国崩壊」の願望も口にした。
「私は中国を崩壊させるためにはね、中国の共産党政権がいかに堕落しているかということを、情報として、もうちょっと上手く使う必要があると思う」
などと主張。日本側が中国に対してサイバー攻撃を仕掛けるべきだと提言したこともあるという。
「コンピューターを使った攻撃をしたらどうか、と言うけど、なかなか日本の政府はそこまで動かない。向こうも非常に厚い壁のようなものを使って遮断するのかも知れない。私はね、今の中国は必ず内部から崩壊していくと思うし、特に大都市に鬱積している、中産階級になれなかった学生たち、農村から出てきた手稼ぎ労働者のエネルギーが爆発すると思う。他民族の問題も、必ず引き金になると思う」
東京都は北京市と友好都市でもある。こういったことを念頭に
「東京都知事をしていた人が、なぜ中国を崩壊させないといけないのか」
という質問も出たが、石原氏は
「私が中国を崩壊させたいのは、嫌いだから。あの国」
と言い切った。