テナント解約し、税務署に廃業届も出したが...
「実際には、復活ということではありません。靴のオットーは、今年の2月末にテナント契約を解約しており、4月1日付で税務署に廃業届も出しています。竹部は、現在は無職ですよ。ただ、店をスタートさせるときにアドバイザーとして、商品の仕入れルートなどを紹介していただいています。現在は、アップシューズのメーカー6社から仕入れていますが、今後は、普通の靴も売っていきたいと思っています」
靴のオットーには、常連が100人以上おり、近くにある小山秀司さんの会社に来てもらえれば、靴も見せられるそうだ。10種類ぐらいは置いてあるという。また、入居していたビルが老朽化して6月末までに壊され、新しいテナントビルが建てられるとも明かした。
とすると、そこから復活する可能性もあるのだろうか。この点については、小山秀司さんは、明確に否定した。
「店頭販売は時代遅れで、経営がきつくなってもいるんですよ。昔は、倒産した靴屋の商品を買ってきて売る『バッタ商法』で儲かった時期もあったようですが、今はネットの時代になってメーカーも靴を売るようになっています。新しいビルもコンビニなどが入るのではないかと思います。靴のオットーが復活する可能性はないと思いますよ」