相次ぐ「爆破予告」で岸和田市が一時マヒ状態に 共通する犯行文体で浮かび上がる「集団」の影

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2か月前には爆破予告で大学生逮捕

   その集団と思われる人たちの間では以前から、弁護士の名前をかたった様々なイタズラが繰り返され、2ちゃんねるやSNSで報告されていた。

   2か月前にも似たような爆破予告が話題となり、威力業務妨害容疑で埼玉県上尾市の大学生(20)の男が千葉県警に逮捕されている(その後別件で起訴)。

   男は15年6月から全国の県庁や市役所などに爆破予告のメールを送り、「飽きたから」として千葉県警松戸東署に自首。予告文はすべて、語尾の「~ナリ」や予告時間の3時(15時)34分といった今回と同じ特徴を持っていた。

   男は逮捕前、FNNのインタビューに「何度も何度も同じような予告を行っていて、文体も同じだった」と明かし、「起こりもしない予告に何度も何度も真面目に対応している役所を見ると滑稽でしかない」などと話していた。

   関西の各大学や岸和田市への爆破予告はそうした事情、背景を知る人物の犯行とみられるが、18日夕方現在、関西の事件での犯人は捕まっていない。また、こうした集団が関与しているのか、模倣犯なのかも明らかになっていない。

   ネット上では

「いい加減飽きた」

と呆れる声も相次いでいるが、「爆破予告」が重大な影響を引き起こし続けている。

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