伊勢志摩サミットで「首都圏」も厳戒! 早くもゴミ箱、コインロッカーが使えない

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4年後の東京五輪・パラリンピックは1か月以上か

   そもそも、今回の「伊勢志摩サミット」は、警察庁や内閣府が離島であればテロ行為が起きにくいと判断したとされる。地方のほうが日常生活への混乱なども軽微になるともいわれた。

   インターネットには、

「何で東京? 偉い人だれもいないじゃん。警備する場所が違うだろ!」
「伊勢志摩からどんだけ離れてると思ってんだよ。アホか?」

と、「東京」でのテロ対策の強化に不満を募らせる声も寄せられている。

   ただ、じつは東京メトロは2008年の北海道・洞爺湖サミットのときもゴミ箱を撤去しており、外国からの日本への玄関口である首都・東京のセキュリティーを確保するには必要な措置のようだ。

   さらには、早くも2020年の東京五輪・パラリンピック時の対応を懸念して、憂鬱な気分になっている人もいるようで、

「東京オリンピック期間中もずっとこれやるんだろうと思うと今から頭痛いわ」

といった声もある。

   東京五輪・パラリンピックは2020年7月24日が開会式(22日からサッカーが競技に入る)。8月9日の閉会式までの17日間開かれる。パラリンピックは8月25日から9月6日までの開催だ。ゴミ箱やコインロッカーが使えなくなる期間も1か月以上に及ぶ可能性がある。

   海外から多くの人が観戦・観光に日本を訪れることになり、テロ対策に向けた警備体制も伊勢志摩サミットの比ではないはず。東京メトロは、「(東京五輪は)まだ先のことなので現時点ではわかりません」というものの、「できる限りのことはしたい」と話している。

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