EXILEライブ巡る落雷死、主催者への賠償請求を棄却 大阪地裁

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   大阪市の長居公園で行われたEXILEなどのライブに行く途中で落雷に遭い、娘が死亡したのは「エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ」など主催者側が安全対策を怠ったためだとして、福岡県内の両親が主催者に約8000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が2016年5月16日大阪地裁(長谷部幸弥裁判長)であった。判決では、落雷は自己責任で回避すべきだとして請求を棄却した。

   判決によると、当時22歳だった娘は12年8月18日、コンサート開演前に会場外だった公園で木の近くにいて友人の女性とともに落雷で死亡した。判決では、主催者側は落雷事故まで予見できなかったとして、「落雷回避は自己責任」だったと指摘した。

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