舛添氏「すべて会見で説明した通りです」
事実関係は、はっきりしない部分もあるが、ネット上などでは、もし舛添要一氏が購入していたとしたら、本当に「裸婦画」などを手土産などにして国際交流に使おうとしていたのかといぶかる声も出ている。
「新報道2001」の番組では、舛添氏は、値上がりが確実とみられる絵をヤフオクで買っており、投資目的の可能性があると、収支報告書に記載された老舗ギャラリーの話を紹介していた。
ただ、舛添氏本人は、5月13日の会見で、「国際交流に使うものと自分のコレクションとは明確に分けています。政治資金で財テクをしている事実はありません」と否定している。
また、今回のヤフオク落札について16日に記者団に聞かれ、舛添氏は、「すべて会見で説明した通りです」と答えた。J-CASTニュースは、舛添氏の事務所に取材の電話をかけたが、何度電話しても留守電のままだった。
追記(2016年5月17日):舛添氏の事務所は、マスコミの取材に対し、ヤフオクで政治資金を使ったことを認め、「海外の方と交流する際、書や浮世絵などの版画などをツールとして、また、研究資料として活用している」などとするコメントを出した。