ベッキー「もう一度記者会見すべきだった」 尾木ママの正論が議論に

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   「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で約3か月ぶりにテレビ復帰を果たしたベッキーさん(32)は、「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(27)との不倫騒動の経緯を語り、何度もお詫びの言葉を口にした。

   復帰については「時期尚早」とする厳しい意見が根強くあったが、放送後は一変、ネット上は歓迎ムードとなった。その上で、記者会見を改めて行うかどうかが注目を集めている。

  • 「謝罪の場」に選んだのは、記者会見ではなくレギュラー番組だった(写真は2011年撮影)
    「謝罪の場」に選んだのは、記者会見ではなくレギュラー番組だった(写真は2011年撮影)
  • 「謝罪の場」に選んだのは、記者会見ではなくレギュラー番組だった(写真は2011年撮影)

バッシングの2大原因について「認めた」

   ベッキーさんは「金スマ」の中で、1月の緊急会見時の「友人関係」という説明がウソだったことを認め、「気持ちが通った時点で不倫だと思います。ごめんなさい」と反省の言葉を述べた。

   「ありがとう、文春」「友達で押し通す予定!笑」といったLINEのやりとりが本物だったことも明かし、最後には「人としてもプロとしても本当に最低なことをしてしまいました」としてファンに向けて謝罪。「マイナス」からの再出発を誓った。

   これまでベッキーさんがネット上で激しいバッシングを受けてきたのは、不倫そのものよりも、会見時にウソをついたことや、開き直ったようなLINEトークの内容が問題視されたからだ。

   今回、ベッキーさんはこの2点について正直に認めた。また、川谷さんと不倫関係に至るまでの経緯も詳しく語り、元妻への謝罪がついに実現することも明かした(5月2日に謝罪したという)。

   温かくも厳しい中居さんにリードされながら真相を語る姿は、多くの視聴者の胸を打ち、放送後のネット上は温かな声で溢れた。同時に「悪いのは男」という声が続出し、怒りの矛先は川谷さんへシフトした。今回の謝罪でネット世論を味方につけたとも言える。

   ただ一方で「会見で復帰すべきだった」という意見も目立つ。

尾木ママ「記者会見ひらくのが筋」

   15日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)では、杉村太蔵さん(36)が「あれだけの話しができるんだったら、まずは平場の記者会見で一斉にやったほうがベッキーにとってもよかったと思う」とコメント。

   テリー伊藤さん(66)も「1番組でやって、よその(レギュラー)番組の人たちはどう思っているのか。本当は、会見したほうがよかった気がする」と述べた。

   「改めて会見すべき」との声も出ている。

   尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(69)は13日のブログで、「番組の内容だけでもお詫びは、十分のようにも思いますが 番組は番組」と指摘し、

「1月には公的な記者会見でファン 国民に大胆なウソついたのですから やはり 公的にきちんとお詫びする記者会見ひらくのが筋かと思います」

との考えをつづった。

   これをきっかけにネット上でも議論に。「その通りだと思う」「確かにもう一度記者会見するべき」という意見と「会見すべきと思ったけど中居くんが聞きたいこと全部聞いてくれた」「もう会見までは要らないと思う」とで分かれている。

   ベッキーさんの今後の活動は、現時点では未定とされている。他番組への配慮を欠いたために本格復帰が遅れると報じている記事もある。再び記者会見は開かれるのだろうか。

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