「金スマ」で放送された、ベッキーさん(32)の「謝罪」インタビュー。その聞き役となったのは番組MCであるSMAPの中居正広(43)さんだった。
「中居くんの引き出し方がうますぎる」「優しさがしみる」と、その対応に称賛の声が集まる一方で、視聴者の中には、中居さんが使った「ベッキーさんのあだ名」にひっかかった人もいたようだ。
「気になって話が入ってこない」
ベッキーさんは、2016年5月13日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で104日ぶりにテレビに出演。途中から収録に参加し、最後には中居さんと囲炉裏端で2人で話を交わした。
会話の中で、中居さんはベッキーさんのことを「ベツキー」と、促音ではなく「ツ」とはっきりと発音して呼びかけていた。
実はこの呼び方は今回だけのものではない。以前からこの「金スマ」だけのあだ名として「ベツキー」を使い続けていて、その流れを汲んだ形だ。いつもと同じあだ名で呼ぶことで、ベッキーさんの心を和らげようとしたのだろうと受け止めたファンからは、「中居くんいい人」「優しい」と称賛の声が相次いだ。
とはいえ、普段から金スマを見ているわけではなく、今回の「ベッキー涙の復帰」に興味をもってチャンネルを合わせた視聴者にとっては、耳慣れない響きだったため、ネット上には
「ベツキーって呼び方が気になって話入ってこねえな」
「いや、あのさ、ベッキーが真面目に話してるのに中居が『ベツキー』とか呼ぶから笑っちゃって困ってる」
と、戸惑いの声があふれることになった。
お笑い芸人のロンドンブーツ1号2号・田村淳さんも
「今度仕事する時は 俺もベツキーって呼ぼう」
とツイッターでつぶやくなど、そのあだ名のインパクトは絶大だったようだ。
真面目に聞けない弊害も
結果、その「インパクト」がベッキーさんの復帰歓迎ムードに水を差してしまった、と感じる視聴者もいたようだ。
「中居のベツキーが気に触る。 ちっちゃいツを読むな。」
「こんな時くらいベッキーって呼べばいいのにベツキー」
せっかくベッキーさんが深いところまで話をしているのに、あだ名で呼ぶことで真面目に聞くことができない、と非難する声も寄せられた。
番組の最後、ベッキーさんは
「また、このTVのお仕事を0から、マイナスから頑張らせていただきたいと思います」
と今後を語った。ふたたび「ベツキー」として同番組で活躍することになるのだろうか。