ダンヒルポーチに掛け軸の「額装」も政治活動 舛添都知事が会見で語った優雅な「公費感覚」

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「都知事としての職責を果たして、都民の負託に応えたい」

   さらに、舛添氏が会見で「法律上の問題はない」としたケースについても、その尋常でない金銭感覚が指摘されている。

   文春報道では、木更津市内のホテルに宿泊した日、近くのアウトレットモールに足を運び、英高級ブランド「ダンヒル」のショップで事務所備品として3万円強のポーチも購入していたと指摘したが、舛添氏はなんと、「小さな事務用品を入れるのに便利」「日常の政治活動で携行」などとして、これを認めたのだ。

   東京都内の額縁専門店では、4~10万円ぐらいの備品や消耗品を計178万円分も購入していたと指摘されたが、舛添氏は、掛け軸、屏風などの額装に使っていたことを明らかにした。政治活動に使った理由としては、都市外交などで海外との交流が多く掛け軸などをツールとして活用しており、見栄えをよくするために額装したと説明した。

   いずれにせよ、舛添氏は、文春で疑惑があるとされた政治資金規正法違反(虚偽記載)については全面的に否定した。ネット上では、自らの責任を取って辞職するべきとの声が相次いでいるが、これについても「都知事としての職責を果たして、都民の負託に応えたい」などと述べ、辞職を否定した。

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