「お願い!私を救って・・・」 コンビニ「自虐求人広告」出した女性が独占告白

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「挑戦的な広告」として企業も関心

   いったいなぜ、ここまで自虐的な内容の求人募集を出したのだろうか。J-CASTニュース記者は5月13日、企画を担当した同店の女性マネージャーに直接話を聞いた。

   実は、今回の求人広告を企画したのは、『タウンワーク』に掲載された写真に登場する女性本人。写真では、辛そうな表情でうつむいていた彼女だったが、実際に会って話してみると、ハキハキとして明るい性格。ブラックな職場で「パワハラ」に悩んでいる、といった雰囲気とは正反対の印象だ。

   企画の趣旨について尋ねると、

「これまで、普通の内容の求人広告を掲載していたんですが、サッパリ手応えがなくて・・・。そこで、少しでも多くの人に興味を持って頂ければと思いまして、今回のようなインパクトのある『面白い求人』を考えました」

と話す。人手不足に悩んでいたのは本当だが、広告の内容ほど「深刻に考えていたわけではない」という。

   実際、広告の反響は「予想以上だった」という。これまで普通の広告を掲出しても「ほとんど問い合わせがなかった」というが、今回の広告を4月末に初めて掲載したところ、すでに3人からの応募があるという。

   また、採用応募だけでなく、求人広告の企画会社からも5~6件の問い合わせが寄せられたという。その内容は、挑戦的な広告の内容に興味を持ったとして、「手応えはどうだったか」などと反響を探るものだったそうだ。

   取材の終わりに、記者が「パワハラではないか」という声がネット上で出ていることを伝えると、

「決して無理矢理やらされた訳ではありません。あと、そこまでブラックな労働環境でもないので、安心して応募して下されば。ただ、最近目のクマが増えていたのは本当ですけど・・・」

と笑いながら答えた。今回の広告が好評だったため、すぐに新たな求人を出す予定はないというが、機会があれば「インパクトのある広告を考えたい」と意気込んでいた。

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