奈良県橿原市の瀬田遺跡で、前方後円墳の原型との説もある弥生時代末期(2世紀中ごろ~後半)の円形周溝墓を見つけたと、奈良文化財研究所が2016年5月12日に発表した。
周溝墓は、前方後円墳が最初に築かれた奈良盆地で初めて確認された。古墳誕生の秘密を解明する手がかりになるのではないかと期待されている。今回の発見では、墳丘は失われていたが、幅3~6メートルの台形状をした陸橋の遺構などが見つかった。
奈良県橿原市の瀬田遺跡で、前方後円墳の原型との説もある弥生時代末期(2世紀中ごろ~後半)の円形周溝墓を見つけたと、奈良文化財研究所が2016年5月12日に発表した。
周溝墓は、前方後円墳が最初に築かれた奈良盆地で初めて確認された。古墳誕生の秘密を解明する手がかりになるのではないかと期待されている。今回の発見では、墳丘は失われていたが、幅3~6メートルの台形状をした陸橋の遺構などが見つかった。