「第三者がセクハラを指摘するのはおかしい」の声も
HISの担当者は続けて、企画のメインターゲットとして想定していたのは「家族連れ」で、機内には女子学生のほか、2人のスタッフを同行させる体制を予定していたとも説明。「セクハラだとの指摘が上がるとは予想外だった」とも話した。
また、『東大美女図鑑』とコラボした理由については、同乗する女子学生の旅費もHISが負担することから、「参加した学生の見識の向上にもつながると考えた」。旅客の隣の席に座るという企画内容は、女子大生側からも「快諾」を得ていたと強調した。
同社のメールフォームへ直接寄せられた意見は十数件ほどで、なかには「企画の趣旨を面白いと感じて頂いた方もいたようで、『応援メッセージ』のようなご意見もありました」という。
ネット上に寄せられている声を見ると、「なんでダメなの?」「過剰反応じゃないか」といった意見も数多く見つかるほか、「本人が了解してるのに、第三者がセクハラを指摘するのはおかしい」との指摘も出ている。
また、芸能事務所に所属する『図鑑』メンバーらがいることも手伝ってか、ネット上では、彼女らはアイドルのようなものだとして、
「東大美女図鑑っていうアイドルグループなんでしょ?アイドルグループが隣に座ってくれるキャンペーンっておかしくないだろ」
「芸能人とのバスツアーとかアイドルとの旅行とかあるよね...あれはいいのか」
と疑問を呈するユーザーも少なくない。