放送作家でタレントの永六輔さん(83)がパーソナリティーのTBSラジオ「六輔七転八倒九十分」が、2016年6月27日で最終回を迎える。これで永さんの冠番組は、全て無くなる。
これは16年5月9日放送の番組内で、アシスタントの外山惠理アナウンサーが所属事務所からの手紙を読みあげる形で発表された。手紙には、十分な体力回復までにどれくらい時間がかかるかメドがついておらず、いったん番組を締めくくらせていただきたい、と書かれていた。15年秋から脊柱の損傷による背中の痛みに悩まされ、16年2月1日に手術したものの、今度は誤嚥による肺炎になったことで体力が落ち、一時は話をすることも難しい状態に陥った。現在は退院し、自宅療養しているという。