ニール・ヤングはサンダース氏支持を表明
アーティストがトランプ陣営に楽曲使用中止を求めるのは、決してこれが初めてではない。 16年2月には、映画「007 スカイフォール」の主題歌、「スカイフォール」(Skyfall)や「ローリング・イン・ザ・ディープ」(Rolling in the Deep)などで知られる英ポップ歌手のアデルさんが
「政治的キャンペーンに楽曲を使用する許諾はしていない」
とする声明を発表した。
トランプ氏の集会では、「エアロスミス」の「ドリーム・オン」(Dream On)も使用されていた。だが、エアロスミスのボーカリスト、スティーヴン・タイラー氏は15年10月に楽曲の使用停止を要求。これに対してトランプ氏は、「曲を使用する法的権利はある」としながらも「もっといい代わりの曲がある」などとツイート。開き直るような形で使用中止の求めを受け入れた。
トランプ氏の楽曲使用に関しては、米ロックバンド「R.E.M.」は15年9月に
「楽曲が政治的イベントで使われるのを許諾したり容認したりはしない」
とするメッセージをフェイスブックに掲載。15年7月には、シンガーソングライターのニール・ヤング氏の所属事務所が
「ニール・ヤングはカナダ国籍だが、米大統領選ではバーニー・サンダース氏を支持している」
という理由で使用取りやめを求めている。