2016年5月3日11時頃、神戸市中央区のJR三ノ宮駅北側の繁華街で、暴走した乗用車が歩道に突っ込み、歩行者の男女5人を次々はねた。この事故で、車に乗っていた2人を含む7人が重軽傷を負った。いずれも意識があり、命に別条はない。
兵庫県警は自動車運転過失致死(過失傷害)の疑いで、車を運転していた男(63)を現行犯逮捕した。警察の調べに対し、男は「事故の状況はよく覚えていない。後から思い出したい」と供述しているという。警察は事故の詳しい原因を調べている。
男の車は駅ロータリー付近の歩道に乗り上げて歩行者をはね、さらにモニュメントの台座にぶつかって停止した。