「ジェットスター」はマニラ路線開設
運航開始からほどなくして国際線に進出したピーチは、現在、ソウル・台北・香港など東アジアの5都市に就航している。加えて今後は、那覇空港から東南アジア方面への新路線を開設する計画で、バンコク、ホーチミン、クアラルンプールといった都市名が報じられている。
国際線4路線を運航しているバニラ・エアも、東南アジアを見据えている。台北を「第2の拠点」と位置づけて東南アジアの都市と結ぶといい、年内の就航を目指しているという。
両社とも訪日需要に加え、日本からの乗り継ぎ利用を想定したものだ。
15年2月に初の国際線となる大阪-香港線を就航させたジェットスター・ジャパンは16年4月、国内LCCとして初めてフィリピン・マニラ路線を開設した。現在は香港、台北、マニラの3都市に国際線を飛ばしている。
春秋航空日本は15年秋に国内3路線のうちの成田-高松線を運休させ、16年2月から成田-重慶、武漢の2路線を就航させた。