冷凍食品「NG」の園は「子どもの健康のため」だと説明
そこでJ-CASTニュース編集部は4月26日、ネット検索情報をもとに、冷凍食品全般と加工食品(ウインナー、練り物など)をお弁当に入れることを「控えるように強くお願いしている」という福島県内のある保育園に話を聞いた。
同園では、1988年の開園時から「子どもの健康のため、食品添加物をできるだけ避けた食事を与える」との方針を続けているという。そのため、冷凍の加工食品や市販の菓子類を一切使用しない給食を提供している。取材に応じた保育士の女性は、
「そうした方針は、月に1回ほど設けられた『お弁当の日』でも同様です。保護者の方にも、食品添加物を多く含む冷凍食品や加工食品の使用を控えるように説明・指導を行っています」
と明言した。保護者の反応については、
「入園前のオリエンテーションなどで保護者の方に説明を行っているので、園の方針を理解している方がほとんどです。ごくまれに冷凍食品や加工食品をお弁当に入れる保護者の方もいるのですが、保育士や周りのママさんがアドバイスします。そのため、段々と冷凍食品などを使用しない方が多くなっていきますね」
と説明した上で、「子供の健康を中心に考えてのお願いですので、保護者の方の理解を得られるのだと思います」とも話した。