タレントのベッキーさん(32)のインスタグラムに、復帰を望む声が「殺到」している。
「ゲスの極み乙女。」川谷絵音さん(27)との不倫報道が出た直後から、コメント欄には批判的な意見が相次いでいたが、「週刊文春」に宛てた手紙の内容が報じられて以降は「テレビで見れないと寂しいです」「早く戻ってきて!」との応援メッセージが多くを占めるようになった。
コメント数は6万件を突破
ベッキーさんのインスタグラムは、2016年1月1日の投稿を最後にストップしている。赤い振袖に身を包んだ自身の写真とともに、ファンに向けて新年の挨拶と抱負をつづったが、数日後、週刊文春に不倫疑惑を報じられたため、コメント欄はベッキーさんへのバッシングの場と化した。
1月下旬に休業して以降は、大きな続報もなくなり、コメント欄の盛り上がりも沈静化しつつあった。ところが、ベッキーさんが文春に宛てて書いた手紙の全文が4月27日発売(首都圏など)の同誌に掲載されたことで、再び火が付いた。コメントの総数は5月1日、ついに6万件を突破した。
寄せられた意見には、相変わらず
「何を手紙にしようとあなたのことは信じられないです」
「結局許してほしい、みんなに受け入れてほしいという、自分勝手な気持ち」
「ベッキーが出てきても以前のように笑えない」
といった厳しい声も少なくない。だが、それを上回っているのが「早く戻ってきて!」「はよ、帰っておいで」「テレビで見れないと寂しいです」といった復帰を心待ちにするファンの書き込みだ。
応援メッセージの殺到ぶりは、デイリースポーツが1日配信の記事で報じたこともあり、ネット上で注目を集めた。
だが、お茶の間が「受け入れムード」になったかというと、必ずしもそういうわけではなさそうだ。「インスタグラム」の外に目を向けると、様子はずいぶんと異なる。
「ここでは復帰待望論なんてほとんど見かけないけどな」
手紙報道後、ツイッターでは復帰に期待する声があがる一方、「個人的には逆効果な気がします」「ベッキーの腹黒さがわかった」との声も目立ち、歓迎ムードが上回っているというほどではなかった。
J-CASTニュースが4月28日から始めたアンケート調査の結果は、さらに顕著だった。
芸能レポーターの井上公造さんが「5月復帰説」を唱えたことを受け、「ベッキーさんの『5月復帰』どう思いますか?」とJ-CAST読者に質問したところ、5月2日14時時点で最も回答率が高かったのが「もう復帰すべきではないと思う」(50.1%)だった。
2番目に高かったのは「時期尚早だと思う」(19.0%)。すぐの復帰を支持する「適当な時期だと思う」と「もっと早く復帰すべきだったと思う」の回答率はそれぞれ6.4%と7.8%で、1割にも満たなかった。
極めつけは、先のデイリースポーツの記事に対する反応だ。配信先のヤフーニュース上でついたコメントを「共感順」(共感ボタンが押された数が多い順)で見てみると、トップ100に復帰を支持するコメントは皆無に等しく、
「ここでは復帰待望論なんてほとんど見かけないけどな」
「ベッキーは被害者じゃないよ」
「他の仕事をしてください」
といったコメントが並んだ。
なお、同じく1月1日に更新が止まっているベッキーさんの公式ブログでは、最後の記事に最近まで約1万5000件のコメントが寄せられていたが、文春への手紙報道後、なぜかコメント欄が消えてしまった。同ブログではコメント承認制をとっているので、批判コメントの管理自体は可能だが、消えた事情は不明だ。熱心なファンたちは公式ブログの他の記事に残っているコメント欄に応援メッセージを書き込み続けている。