「私のときは夜遅くまで都庁で仕事をしていた」
猪瀬氏は、舛添知事の件に関して、このほかにも複数のメディアの取材に応じている。
夕刊フジのインタビューでは「私が知事のときは、忙しすぎて毎日夜遅くまで都庁で仕事をしていた」「金曜日の午後に別荘に行くというのは、『私的』と言わざるを得ない。おかしい」と、さらに厳しい意見を述べている。
猪瀬氏の一連の発言はネット上でも注目を集めている。主張に納得した人々は多いようで、
「猪瀬さん帰ってくれば良いのに」
「猪瀬のほうが良かった」
「猪瀬再登板が妥当な気がする」
「猪瀬さん!カムバック!」
といった声も続々と上がっている。
ただ、辞任の原因になった徳洲会グループからの資金提供問題の印象も相変わらず根強いようだ。当時のシドロモドロな弁解も記憶に新しく、「お前が言うな」という厳しい声も上がっている。
ちなみに本人は、辞職後に出演したラジオ番組で「政治の世界はもういい」として作家活動に専念することを表明している。2014年に公職選挙法違反で罰金刑が確定し、政治資金規正法の規定により5年間の公民権停止にもなっている。仮に猪瀬氏の気が変わり、「政治の世界」を再び目指すとしても、2019年までは出馬できない。