情熱の国スペインで、浮気対策になるというマットレスが開発され、話題になっている。パートナーが浮気相手とベッドの上でコトにおよぶと、マットレスの中に埋め込まれたセンサーが怪しい動きを検知し、スマートフォンに通知してくれるというもの。
インターネット上では、「マジっすか? 盗聴器の方が良くね」「ピストン運動始まってからじゃ手遅れジャン」などと効果を疑問視する声がもっぱらだ。
「子どもがベッドで飛び跳ねたらどうする?」
開発したのは、スペイン北西部ガリシア州に本社があるマットレス製造会社「ダーメット」。同社が2016年4月、ホームページ上に公開した動画によると、商品名はスマートフォンとマットレスを合わせた「スマートレス」。
マットレスの骨組のスプリング部分に「愛人検知器」と銘打ったセンサーを備え付ける。このセンサーは振動が起こると、その毎分の「回数」「スピード」「衝撃」を測定、さらにベッドのどこの部位に「圧力」がかかっているかまでデータにとり、マットレスが不審な行為で「使用中」と判断すると、即座にスマートフォンに連絡するというものだ。
同社では、動画の中で「夜だけでなく、昼間も男性女性を問わず心安らかでいられるようアイデアがひらめきました。もし、パートナーが誠実でないと思ったら......」とアピールしている。スペインでは「シエスタ」という自宅に帰って昼寝をする習慣が一般的。不倫も自宅でする人が多いのだろうか。
動画が公開されてから、インターネット上では次のような声があがっている。
「引っかかるのはY・MARIぐらいだろ」
「盗聴器・監視カメラでいいね」
「それよか、ボイスレコーダーいいかも」
「子どもがピョンピョン飛び跳ねたらどうする?」
「奥さん、知らずにマットレス干して、布団叩きしちゃったりして」