プロ野球、巨人の元投手らによる野球賭博問題が、刑事事件に発展した。警視庁は2016年4月29日、巨人の元投手、笠原将生容疑者(25)ら2人を逮捕した。笠原容疑者は、15年11月に日本野球機構(NPB)から無期失格処分を受けていた。
もうひとりの逮捕者は飲食店経営の男(38)で、2014年から15年にかけ、野球賭博を開帳した疑い。笠原容疑者は、男の野球賭博をほう助した疑いが持たれている。読売新聞(電子版)などが速報した。
無期失格処分を受けた
笠原容疑者は、2015年10月に野球賭博への関与が発覚した。その後、NPBから無期失格処分を受けた。16年3月には、サンケイスポーツ紙上で、試合前の円陣で「声出し」した選手が、試合に勝ったあと、他の選手から金銭を受け取る「験(げん)担ぎ」が行われていたことなどを「告白」し、話題となった。
今回の逮捕のニュースが流れると、ツイッターでは、
「ついにという感じ」
「笠原逮捕速報来たwwwww」
「笠原『ら』って、他は誰?」
といった反応が寄せられていた。