トイレの「恐ろしい体験談」が拡散中 ●●にしか見えないが、実は「盗撮カメラ」を発見

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リモコンで遠隔操作、映像はマイクロSDに保存

   J-CASTニュースが調べたところ、ツイート主がスクリーンショットで示したものと同じ形のカメラが「Amazon」を含む様々なウエブサイトで販売されていた。値段はいずれも、1万円前後。

   なお、販売ページには「盗撮および盗聴は違法行為です」といった趣旨の注意書きも記されていた。

   商品説明を読む限り、使い方はシンプル。リモコンによる遠隔操作で作動し、本体に内蔵されているマイクロSDカードに映像が保存される。これ1台で静止画を撮影したり、録音したりもできる。Amazonで検索すると、同じフック型でも、衣装掛けに似せた形のカメラも見つかった。こちらは、5000円以下の安価な商品が目立った。

   カモフラージュ性も高く、防犯対策などにその威力を発揮しそうなフック型カメラ。しかし、それを使っての盗撮行為は各都道府県の迷惑防止条例など抵触する可能性が高く、過去には逮捕者も出ている。

   14年7月、滋賀県大津市内の宿泊施設に勤務する男が施設の風呂場脱衣所にフック型の小型カメラを仕掛け、宿泊客の女子高生を撮影。男は同年8月、児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で逮捕されている。

   15年1月には、愛知県の市立中教諭が勤務先の中学校の女子トイレにフック型の小型カメラを仕掛け、建造物侵入の疑いで逮捕された。

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