容疑者の18%が「ツイッターは子供を検索しやすい」
ただ、容疑者の男は女児を脅迫したりなどしていないといい、「男が無理矢理連れ込んだわけではありませんので、女児はホテルに行くことは分かっていたと思います」と話した。
女児が容疑者の男と、これ以外にも会ったのかや、ほかの男とも会っていたかは、まだ分からないという。
13歳未満のツイッター利用については、禁止されているわけではない。ツイッターのプライバシーポリシーでは、親の同意がないと分かれば、アカウントの停止措置などをするとだけ定められている。
女児が鹿嶋市内の小学校に通っているか不明だが、鹿嶋市教委に聞くと、スマホや携帯電話は学校内でだけ禁止されているといい、学校外なら、児童らがツイッターを使っていてもおかしくないわけだ。
警察庁が4月14日に発表したまとめによると、最近は、規制が厳しい出会い系サイトに代わって、ツイッターやLINEなどの交流サイトによる子供の犯罪被害が増えている。15年は、18歳未満の被害は1652人と過去最高になった。うちツイッターが226人と最多で、こうした事件の容疑者の18%が「検索しやすい」と答えていた。小学生以下の被害は5%に過ぎないが、今後は増える可能性もありそうだ。