SMAPの中居正広さんが2016年4月24日、熊本地震の被災地を訪れ、避難所となっている小学校での炊き出しなどに参加していた――との情報が、ツイッターなどで広がっている。
居合わせた複数の住民らが、写真や動画などを投稿している。テレビカメラなどの帯同もなく、「お忍び」での支援活動だった可能性があり、現地からは感謝の言葉が相次いだ。
サングラスで顔隠し、フライパン振るう
「おいおいうそだろ××(※学校名)に中居くんがなんでいるんだよ」
「××(※学校名)に中居くん来てくれた。ピラフ美味しかったです(涙)」
こうしたつぶやきとともに24日昼ごろ、ツイッターに相次いで投稿されたのは、蛍光色のジャージにニット帽、マスクといった出で立ちで炊き出しを手伝う、中居さんらしき男性の姿だ。場所は、避難所となっている熊本市東区の小学校である。自らフライパンを手に取り、避難者たちのための料理を作る姿が確認できる。
サングラスなどで顔は隠しており、テレビカメラなどの姿もなくプライベートでの支援活動だったようだが、中居さんらしいということはやがて知れ渡った様子だ。引き上げる際にはサングラスとマスクを外し、朗らかな笑顔を見せながら、避難所の人たちと握手を交わす場面も見られた。
金スマでの発言を有言実行?
この行動に、
「震災があり本当にダメだって思ってた。しかし、SMAPの中居さんを誰でも忙しいとわかってるのに合間を縫って来ていただき自分も頑張ろうと思った。ありがとう中居さん!!」
「中居くんさすがです。本当にかっこいい!!泣きそうだ!! 中居くんて、こういう人なの。 プライベートなんてさすがです。 熊本のみんなが元気になりますように!!」
と、現地の人、またそれ以外のファンも含め、感激の声が上がっている。
中居さんは22日放映の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)で、地震に関して「できる限りのことをさせていただきたいと思う」と話していた。