「大人の思惑で子どもを傷つけないように」
これに対し、東京女子医科大学病院泌尿器科ではウェブサイトの「子どもの包茎とは」の中で、詳しく包茎にともなう疾患を説明した上で、「皮がむけないと言う理由だけで子どもの時に手術や特別の治療は不要です。子どもの包茎について迷ったり悩んだりするのは本人ではなくご両親です。ご両親が治療を希望する場合は、子どもの包茎がいわゆる『病気』ではないことを認識し、大人の思惑によって子どもを傷つけないよう心を配ることが大切です」(要約抜粋)とコメントしている。
専門家の間でもこれだけ意見がわかれるオチンチン問題。ママはどうしたらよいのだろうか。岩室医師自身がウェブサイトでこう書いている(要約抜粋)。
「オチンチンを無理やり剥(む)くとお子さんのトラウマになることがあります。大事なことは何でしょうか。オチンチンをコミュニケーションの手段として、お子さんと向き合い、剥き合う(?)親子関係を築きたいものです」