「ポンコツぶりがたまらん」「最高にかわいい」――。2016年4月23日に放送された旅番組「朝だ!生です旅サラダ」(テレビ朝日系)に出演した元大関の把瑠都さんに、ネット上で「黄色い声」が飛んでいる。
奈良公園で鹿に追い回されたり、旅館の鴨居に頭をぶつけたり・・・。そんな把瑠都さんの意外な「ポンコツぶり」に、ツイッターなどでは「カワイイ」の声が相次いだ。
「テレビを分かっている」
巨体を活かした豪快な取り口で知られ、13年に現役を引退した後は総合格闘技の世界で活躍する把瑠都さん。現在のエストニア共和国出身で、過去には「角界初の金髪力士」としても話題を集めた。そんな把瑠都さんの「意外な一面」が、今回の「旅サラダ」で大きく取り上げられた。
「もっと日本の文化を知りたい」として、古都・奈良の名所を巡った把瑠都さん。最初に訪れた東大寺では、奈良の大仏を見て「デカッ、私よりチョットデカいね」「(自分を指さして)ワタシ怪物、あれは大仏」とジョークが止まらない様子。
次に訪れた奈良公園では、何匹もの鹿に囲まれて「ちょっと待って、ヤバイよ...」と巨体を揺らして逃げ回る姿も。また、公園の広さを紹介する際には「両国国技館140個分ですね」と「ならでは」の表現も飛び出していた。
1泊することになった旅館では、部屋の鴨居に思い切り頭をぶつけるシーンもあり、ネット上では「芸人かよ」「今のは素晴らしい」などと、「テレビを分かっている」といった称賛の声が上がっていた。