党名を世論調査で決めた時には自民党から「罵倒」
民進党が党名を世論調査で決めた時には、自民党の高村正彦副総裁が「ザ・ポピュリズム(大衆迎合主義)」と痛烈に罵倒。これに対して岡田氏が「常軌を逸している」と強く反発したという経緯もある。
また、民進党が4月20日に首相官邸で熊本地震への対応について申し入れた際、稼働中の九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)について、
「更なる地震が発生した場合の安全性を不安視し、一時停止を求める声もある」
と申し入れ書に記述するにとどめ、明示的に停止を求めることは見送った。これについて、民進党の「決められない」体質を反映しているという指摘も出た。
こういったことを背景に、民進党執行部は、度重なる「公募」で、「決められない政党」や「ポピュリズム」批判に拍車がかかることを警戒している可能性がありそうだ。