フリーアナウンサーのみのもんたさんが2016年4月22日午後、熊本の被災地で救助にあたる自衛隊を批判するかのような20日のツイートについて、自衛隊員などに向けて謝罪した。
「明らかに言葉足らずだった」として自らのツイートを釈明したものの、「しょうもないことで謝罪なんてみっともない」「意味がさっぱり分かりません」となおも批判はやまない。
「激励のつもりだったんだけど」
すべてのきっかけは20日のツイートだった。この日、ツイッターアカウントを初めて開設したみのさんは、
「俺なんかの役目はね、広めること。今回の震災もね、熊本だけじゃなくて九州全体だから。支援のやり方も甘い。自衛隊きちんとしてほしいね。あと、過去の震災、阪神淡路、もっと遡れば関東大震災の教訓活かせてないでしょ?」
とつぶやいた。
「支援のやり方も甘い」と被災地で救援活動にあたる自衛隊を批判するかのような表現に対し、即座に「失礼だ」といった声が殺到し、各種メディアに「ツイッター炎上」と取り上げられた。
その後、丸1日以上、ツイッターを更新しなかったが、22日14時ごろになって、
「『自衛隊きちんとしてほしいね』という僕の言葉で現場で活動されている方々や、その御家族に不快な思いをさせてしまったことに対しては本当に陳謝したい。本当に申し訳ありませんでした」
と自衛隊員などに謝罪。さらに
「僕としては世界中で唯一、今まで一度も戦死者を出さず人を救い続けてきた自衛隊だからこそ、その力を活かし、きちんとしてほしいね、という激励のつもりだったんだけど明らかに言葉足らずだったね」
と釈明した。
しかし、この説明に対しても、
「自分の真意を正確に伝えられないなら黙ったほうがいい」
「しょうもないことで謝罪なんてみっともない」
「意味がさっぱり分かりません」
といった批判が相次いでおり、みのさんの釈明に納得するどころか、「炎上」はおさまる気配がない。