熊本のスーパーで「おにぎり10円」 驚異の安さを生んだ被災地事情とは

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「余震で休業した店舗の食品が回った」

「熊本県八代市などで激しい余震があって、八代店が熊本店の営業再開と同じ日に休業する事態になり、八代店の食品などが熊本店に回ったため量が多くなってしまいました。また、食品が足りなければ地震で困っているお客さまを裏切ってしまうと考え、通常より多めに仕入れたことも要因の1つでした」

   食品などについては、トラック輸送に頼っているが、道路事情は店にたどり着けないほどではないという。

   イオン熊本店の店長は、おにぎりなどを破格の安値にした理由について、「食品などが残って賞味期限切れで廃棄してしまうことは、地震のあったこの時期にはよくないと思ったからです」と取材に説明した。安さもあって、20日は弁当が18時ごろには売り切れてしまい、おにぎりや菓子パンなども売れてかなりなくなったそうだ。

   ただ、21日は、パンだけ同じ30円で売っていたが、ほかの食品などは通常通りの値段で売っているとしている。

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