既にホテルは嵐ファンで満室状態
「中央館 清水屋旅館」では「コンサート開催が発表された12月時点で問い合わせが殺到しました」(広報担当者)という。
「ホテル メトロポリタン長野」でも「コンサート発表ごろから予約が入り始めて、3月初めにはほぼ満室。個人での予約が全235室中200室以上を占めており、嵐ファンのお客様だと考えられます」(広報担当者)という。
「びんずるの参加者は地元の人が中心。これのために市内で宿泊するケースはほとんどないと思いますよ」(清水屋旅館担当者)とのことなので、「ホテル争奪戦」はあくまで嵐ファン同士で繰り広げられている問題だ。
開催まであと3か月半あるが、予約できないファンが少なくないようで、ネット上では「野宿になっちゃう」「野宿しろと?死んじゃうわ」との声がいくつも見られる。
ちなみに嵐のコンサートといえば、2015年に仙台市で起きた騒動が記憶に新しい。9月のコンサート日程が日本質的心理学会の全国大会と重なり、ホテルや航空券の予約が取れないとして学会が延期になってしまったのだ。
実は、8月6日には、長野市の信州大学教育学部で、日本理科教育学会の全国大会も開かれることになっている。実行委員会によれば、約800人の参加が見込まれるという。
こちらでも「宿問題」は起きていないのか。19日、J-CASTニュースが実行委員長に話を聞いてみると「長野市内での宿泊を希望される参加者様にご不便をおかけしないよう、実行委員会としてお引き受けした3年前から準備を進め、ある程度の部屋数を確保しております」とのことで、参加者から宿に関する問い合わせや相談は、いまのところ「ほぼない」という。