九州観光関係者「GWまでまだ時間がある」 地震の影響、本当の実態とは

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どうなる外国人観光客の動向

   また、ゴルフ場や遊園地、ホテルを有する城島高原パーク(城島高原オペレーションズが運営)は2016年4月19日現在、安全確保のため、高所で遊ぶアトラクションを一部休止しているほか、キッズワールドを休園しているが、他のアトラクションやパビリオンは利用できる。

   GWに予定している「妖怪ウオッチキャラクターショー」などのイベントも予定どおりに実施。運営会社は「地震直後は施設の点検や安全確保などに追われましたし、ホテルの宿泊客にもキャンセルがありましたが、現在はほぼ通常どおり。ホテルはGW中のキャンセルもありません。お客様も様子をみているといったところではないでしょうか」と話す。

   今回の地震では、別府市や由布市でも一時、休業する温泉施設も出るなど、大きな被害が伝えられたが、「被害はそれほどではありません。GWまでまだ時間がありますし、観光客が安心して訪れるように準備したい」と話している。

   熊本県観光局によると、熊本を訪れる観光客数は2014年に約5899万人を記録。このうち、日帰り客は約5206万人、宿泊客は692万人にのぼった。

   なかでも、外国人の宿泊客数は13年と比べて14.3%増の48万3891人。熊本空港への台湾・高雄からの定期チャーター便の運航や東南アジアにおけるビザの要件緩和、円安の影響で増加。過去最高となった。国・地域別では韓国、台湾、香港からが多い。

   観光客数の増加に伴い、観光による消費額も増加傾向にあり、2014年には約2918億円にのぼった。

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