シニアに優しい予防法はトマトを食べること
理由については、日本の専門家のサイトをみると、「精子は精嚢(のう)に溜めておくと古くなって有害な発がん物質に変わる心配があるので、定期的に放出した方がいい。また、精嚢を空にすると、再度精液で満タンにしようと前立腺が活発に働くため、いつまでも若々しくいられる」と書いてある。
それにしても、シニア層にとっては、「月に21回以上」とか「週5回以上」とか、キツ~イ要求だ。そこでもっと楽な予防法としてオススメなのが緑黄色野菜、なかでもトマトを食べること。トマトの赤い色素成分であるリコピンには優れた抗酸化作用があり、前立腺がんの増殖にかかわるホルモンの量を調節する働きがある。
米ブリガム女性病院とハーバード大学が約5万人を調査した研究によると、トマトケチャップやトマトソースなどのトマト加工食品を週2回以上食べていた人は、そうでない人に比べ、前立腺がんの発症リスクが36%低かった。