「ウンチするのが怖い」子供たち 「トイレトラウマ」から救う方法

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トイレトレーニングの失敗を叱らないで

MCの井ノ原快彦「なぜ便秘の子が増えているのでしょうか?」

   専門医の山名哲郎・東京山手メディカルセンター大腸肛門病センター部長がこう説明した。

「4~5歳の子によく起こる病気で、『遺糞症』といいます。排便の遅い子が、トイレトレーニングに失敗して『なんでできないの!』と母親に叱られて恐怖心を抱いたり、幼稚園や学校でウンチをすることが怖くなったりして便秘になるのです。『トイレトラウマ』と呼んでいます」
ゲストのタレント・いとうあさこ「うん、わかる。よく学校で子どもたちは『あ~、ウンチしてら~』と、からかったりしますからね」
井ノ原「僕の小さい時は、勝手にウンチを覚えてしてものですがね」
ゲストのタレント・坂下千里「そんなはずはない。お母さんが絶対教えているって。今のママは、ちゃんとできると、シールを貼ったりしていますよ」
MCの有働由美子アナ「(感心したように)へえ~、シールを貼るんだ」

   番組では、「祝便体操」という腸を動かす運動で子どもの排便障害に取り組んでいる埼玉県の深谷市立常盤小学校を紹介した。この「体操」を始めたのは同校の養護教諭の伊藤玲子さんだ。伊藤さんは、学校の水洗トイレで、あるモノを見てショックを受けた。

「水が流れないほど巨大なウンチが便器をふさいでいました。大人の握りこぶしより大きく、ずっしりと硬いんです。それも3回見ました。こんなに大きなモノが子どものお腹にあるのだと、びっくりしました」

   そこで毎朝、教室で「祝便体操」を行なうようになり、保健の授業でも朝食に野菜を食べるよう指導を続けている。教室で伊藤先生が「今日、ウンチ出た人は手を挙げて」と聞くと、「は~い!」という元気な声が上がっていた。

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